ユニットバスのつまり簡単解消と予防方法

ワンルームのお部屋などでよく見かけるユニットバス。様々なタイプがありますが、浴槽・洗い場・トイレが一体になっているタイプのものを想像される方が多いでしょう。
複数の設備が集約されたコンパクトな設備なのですが、水の使用量も多く掃除もしづらいことから、つまりが発生しやすい場所となっています。
つまりが発生すると悪臭の原因にもなりますし何より不衛生です。お風呂にも入れませんし解消も大変ですから、日頃からこまめに掃除や手入れを行いつつ、事前の予防が重要になってきます。
そこで、今回はユニットバスのつまりを簡単に解消する方法と予防方法についてご紹介しましょう。

ユニットバスのつまりの原因

ユニットバス

ユニットバスは、普通のお風呂に比べてつまりやすいと言われています。その理由としてはいくつもの要素がありますので、順次紹介していきましょう。

1.ユニットバスの構造上の問題
1つ目は、ユニットバスの構造自体が要因で、ユニットバスは浴槽と洗い場の排水管が1つになっているからです。浴槽からの汚れと洗い場の汚れをまとめて1つの排水管から流しているので、つまりやすくなってしまうのです。

2.排水溝のぬめり
洗い場などに多いのですが、何週間も掃除をしないまま使っていると排水口の部分などにぬめりとなってしまうことがあります。
このぬめりに髪の毛が絡んだりして固まることで排水がスムーズに行かず、つまりの原因となってしまいます。このぬめりが発生する要因は雑菌の繁殖で、日頃から掃除をしていれば滅多に発生することはありません。

3.髪の毛
髪の毛は、人間の体毛の中でも一番抜けやすく、つまりの最たる原因と言っても過言ではありません。男女問わず1日50~100本ほど抜けると言われ、そのほとんどは髪の毛を洗い流す時に落ちていきます。それらは全て排水口へと流れていき、つまりの原因となるのです。
この髪の毛は、流れづらいうえに後述するシャンプーやリンス、石鹸の泡、皮脂など様々な物を絡め取りますし、髪の毛はタンパク質ですので雑菌を繁殖させやすくなり、ぬめりの原因になります。また、チョウバエという虫の繁殖元にもなります。

4.シャンプーやリンス、石鹸の泡、皮脂など
洗剤やその成分が溶け出したお湯は、それ単体であればしっかり流せばつまりの原因になることはほとんどありません。しかし、髪の毛が残っていたりする場合には髪の毛に絡んだまま流れきらず、そのまま固形化してつまりの原因となります。
タンパク質が含まれるため雑菌の温床にもなりやすいのでぬめりの原因にもなりますし、流し方が不十分だと排水管の内側で固形化することもありまし、腐って悪臭の原因にもなります。

5.固形物
洗剤の詰め替え容器の切り取った部分や男性ならカミソリの替刃、女性であれば小さいピン留めなど、塵も積もればと言いますが、それによってつまることがあります。
これらは水に溶けず取り除くまで残り続けますので、絶対に流さないように対策をしなくてはいけません。

ユニットバスのつまり予防法

つまり予防法ですが、基本は「排水口に異物を流さない」というのが重要です。排水口の部分には髪の毛などの異物を流さないようにヘアキャッチャーなどを取り付けて、そこに溜まった髪の毛はこまめに取り除くことです。排水口の蓋の上に敷くタイプと蓋の下で受けるタイプ、二種類用意すればより効果的です。
それらに溜まった髪の毛などは数日毎に取り除き、常に異物が溜まらない、流れないようにする環境を維持しましょう。
さらに入浴後には熱めのお湯を10秒~20秒たっぷりと流し、シャンプーやリンス、石鹸の泡、皮脂などを完全に流し切るようにします。

これらのカスが長時間留まることで雑菌の繁殖につながってしまいますので、それらを防ぐためにあらかじめ大量のお湯で流してしまうのです。これは入浴後必ず行う事が望ましいです。
また、換気をしっかり行い浴室内を乾燥させることによって、雑菌の繁殖を防ぐのも有効です。排水口の下までは無理でも排水口の表面を乾燥させて雑菌を繁殖させない事は可能ですし、それはぬめりの予防につながります。

ユニットバスのつまり解消法

もしつまってしまった場合ですが、まず最初にやるのは異物の除去です。ヘアキャッチャーなどに髪の毛などが溜まっているようであれば、それを取り除きます。

それで解消されないのであれば、市販のパイプクリーナーを使ってパイプの中のつまりの原因を掃除していきます。ドラッグストアやホームセンターで購入出来る物でも十分な効果がありますし、使い方も排水口に薬剤を流して最後に水で流すだけなので、とても手軽です。
なお、この際パイプクリーナーを流すのは、浴槽ではなく洗い場側です。洗い場側の方に髪の毛などがつまりやすいということもありますが、ユニットバスの構造上排水管に近い排水口は洗い場の方なので、薬剤の効果がしっかりと発揮されます。
パイプクリーナーには色々と成分に種類がありますが、髪の毛を溶かすことができる「次亜塩素酸ナトリウム」が入っている液体パイプクリーナーを選ぶ効果的です。

また、パイプクリーナーを使う際に排水口のパーツを外すことになりますが、それと同時に各パーツを掃除しておくのが効果的です。
ユニットバスの排水口は、いくつかのパーツが組み合わさって構成されていて、それらを分解して1つ1つ綺麗にしていきます。髪の毛がこうしたパーツに絡まってつまってしまう事も多いです。排水トラップなどは特に念入りに掃除しておくのがおすすめです。排水溝用の洗剤や使用済み歯ブラシなどを使ってぬめりを落としていきましょう。

どうしても解消されない場合は、プロに頼んでしまうのもおすすめです。
水道修理屋に依頼すれば、水回りのトラブル全般を解消してくれて、その中には当然排水管のつまりも含まれます。プロであれば的確に処理してくれますし、市販の薬剤よりも強力な業者でしか扱えない薬剤を用いてしっかりつまりを解消してくれます。
物理的なつまりなども原因を突き止めて解消してくれるので、どんな状況でも安心です。時間も料金もそれほどかからないので、自分で解消出来ないと思ったならすぐに依頼するのが得策です。